いろはにほへと

生まれ変わりました!

ポケリゾート ~ぽかぽかリゾート編~

これはあるポケモン廃人の話。

廃人は毎日毎日育て屋の前で牛にライドし、回っていました。

理想とする個体が来るまで孵化し続けるのでした。

その理想個体が出る途中に出るあまりのタマゴ。

この余ったタマゴはボックスに置いていてもジャマなだけなので『例の場所』に預けます。

『例の場所』とは…

言わずもがな、ぽかぽかリゾートだ。

その名前だけのリゾートはタマゴを最大18個預けられるタマゴ保存場所だ。 所詮なつき度を挙げられる施設というのは建前なのであった。

そうしてタマゴは預けられる。

しかし、そのタマゴがオーナーに引き取られることはない。 永遠にタマゴから孵化できない、未熟な状態で一生を過ごすのだ。

f:id:Ashley_ran:20170203234017p:plain

未熟なタマゴに職は与えられない。 どんなに小さなバイトでも。結局は資格、それが無ければ生きていけない。

そう悟ったタマゴはやがて堕天と化す。

自分、このタマゴを産ませた主に復讐しに行くのだ。

やがてこのタマゴにより世界は滅亡する。それが引き金となったのかは不明だがタマゴはひとりでに孵化する。

他人の協力などない。寂寞の極み。 タマゴは思い出した。この世界は個人の力が無ければ何も無い。タマゴは孵化した。

数年後地上に新時代が到来し、新たな生命が栄える。その世界では他人と切磋琢磨し合いながら成長していく。 仲間と共にある生活だった。

しかし、そこに不吉な黒い影が現れる。

それはガルーラだった。

ガルーラは謎の石から力を吸収し、圧倒的なパワーとスキルを手に入れた。

その破壊力で世界を再び滅ぼした。

少しするとガルーラは異変に気がついた。 自分の目の前に自分と姿が似た小さな子供が立っている。

ガルーラはその子供が自分の赤ん坊で攻撃のサポートを行っているということを知った。

ガルーラは悟る。

孤独を実現するために他人の力を借りている。

やはり孤独で何かを成し遂げることなど無謀な事だ。

自分が、自分の力で孵化したというのは間違いであった。

そのタマゴ、ガルーラは完璧な存在では無かった。

おしまい